稚魚育成メソッド②

前回と内容が重複しますが、ご要望がございましたので更に詳しく記事を書きます。

稚魚育成において何が一番大変かと言うと給餌です。

少しでも怠ると散々な目に遭うのは皆さん良くご存知だと思います。一回目に書いたとおり、稚魚の空腹期間をいかに克服するかを意識した育成方法が以下の説明になります。

モニター稚魚たちは、10月生まれのダークエビルです。

そして今回は新しい試みで「脱サテライト」を意識した育成方法を実行しています。



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①マジックリーフはかなりの量に切り替えました。

②画像で見て分かるように葉脈が出て、マジックリーフを「確実」に食べています。

③マジックリーフの下には様々な微生物が発生してます。この微生物達は各実に餌となっているでしょう。

④・⑤少し分かり辛いかも知れませんが稚魚で痩せ細っている個体は皆無で、全個体プリプリです。

よく、河川を覗くと、多くの稚魚たちが落ち葉・木片・泥が溜まっている水の流れが「緩やか」な場所に見られますが、プレコも例外ではないと思ってます。

と言うことはそのような環境を再現したらイイカモと思い実行してみました。因みに画像の左側のエリアは親魚や成長した幼魚を飼育しているエリアになります。水流は左から右へと流れてるので糞や食い残しも流れてきます。

この糞や食い残しも稚魚育成に欠かせないエッセンスとなります。(この件はまた後日にでも)

さて、なぜ「脱サテライト」なのかと言うと、以前より、「水流」と「収容個体数」に限界があると感じておりました。

サテライト内はエアレーションなど循環させても水が確実に痛みます。

その上、収容個体数が多くなると、どうしても落ちる個体も居ましたが、今回は過去最高の歩留まりとなってます。

やはり、稚魚も親魚や幼魚と同じく、大きく水の流れの有る環境がベストではないのかと思いました。

その流れの中でマジックリーフや流木などの障害物が有る事により、稚魚の隠れ家兼餌場を作っても、水が常に循環されている事もポイントだと思いました。

勿論、空腹期間も克服しています。

次回は現在水槽内に添加しているものをご紹介いたします。

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水流

プレコの稚魚育成も水流が関係するのですね。

僕も止水と水流ありの2つの実験でロリカリアの稚魚を育てましたが1ヶ月で倍も個体差が出ました。

よく運動すれば腹が減り、よく食べるから大きくなると結論づけましたが。(笑

マジックリーフ食べてますね。
落ち葉の堆積したところを再現するのって、絵になるんですよねー。(^-^)

No title

こんにちは!
なるほど・・・,えびにも共通する部分がありますね!!
改めて納得させていただきました!
「添加しているもの」の記事、楽しみにしております!

なるほど!

毎度タメになるお話しありがとうございます。
参考にさせていただきます。

噂の添加剤とは⁉︎
次回の記事も期待しております。


こんばんは。

craftさん

そうなんですよ!やはり水流が有る方が魚の活性が上がり調子よくなります。調子がいいという事は、良く食べよく動くことにつながるので、成長もヨイという事になります。

葉っぱはミルフィーユじゃあないのかというほど、入れてます。綺麗なクヌギの葉っぱが大量に欲しいところですね。

こんばんは。

府内えびさん

大まかにはエビと同じような感じになります。微生物が発生するような環境は魚にとっても最適な環境になります。さすがに貝ミジンコはわきませんが、ケンミジンコはわいてますね。

添加に関しては賛否両論だと思いますが、思い切って書いてみたいと思います。

こんばんは。

金平糖さん

噂のオリジナルブレンドについてです。

A・B添加とも性質が似ていますが、内容が違います。

A・BにはⒽ入ってますが、コレについてはまだ㊙です。

添加材A・Bともに見た目はあまり変わりませんが、添加して水の状態をみるには、今の所最適ではないでしょうか。

No title

こんばんは♪
腸内細菌の関係は、数年前にAL誌のアクアリスト訪問の記事で沖縄の方がプレコを増やすコツの1つとして書かれていたのを思い出してパルヴァの稚魚を育てるヒントになるかもと思いながら繰り返し読んだ事がありました。
ヘミロリカリアパルヴァの場合ですが、孵化してヨークサックが無くなると稚魚達の食欲と生長速度は、凄まじいのです。その状況に合わせた餌やりが、職務上、上手く対応できずに勝手に魔の2週目といった壁と作ってしまった大きな反省事がございます。
たぶん魔なんか無くてただ初期飼料を与える回数不足による稚魚の生長に対する影響が起こり、生長障害と慢性的な餌不足等による管理ミスによる死のカウントだったんだと思っています。
パルヴァの稚魚育成の成功例は、情けない事に1例だけとあまりにも酷い状況ですが、これからはなんとか改善させて多くのチビを育てたいと思っています。
我が家の近所には、コナラの葉は多くあります。クヌギは少ないです。ロリカリアは、桜の葉を食べるので、癖があるクマリンの影響が無いみたいです。よって、マジックリーフに似ている特有な芳香と殺菌作用もあるほおばの葉っぱも活用して良いかもと考えてます。いろんな落ち葉が通年拾えるのでこれからはいろいろと試してみたいと思っています。長文失礼しましたm(__)m

遅くなりました。

おぴよさん

こんばんは。コメントありがとうございます。遅レスになり申し訳ございません。

仰るとおりでございます。親魚の糞は重要なポイントだと考えております。やはり与える事により調子が上がるのは間違いないですね。

一つの目安として、「若干」のヨークサックが残っている状態より給餌を始めると今のところは良い結果が出ています。

しかし、プレコの場合筒の形状上なかなか稚魚の取出しが難しく、タイミングが合えば親が筒から出た際、一気に捕獲しています。

落ち葉についてですが、いつでも採取できる環境が羨ましいですね。横浜市の中心部では、厳しいです。広葉樹でも桜やクヌギ系は軟らかく分解されるのが早くボロボロになるのが難点ですが、逆に食の細い種類には効果が望めそうですね。

また色々と教えてください。コメントありがとうございました。
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